県支部大会/ハムのつどいを開催しました。(6/14更新)

2016年06月08日

今年の県支部大会/ハムのつどいは、岩手県奥州市胆沢文化創造センターを会場に開催しました。

JARLは2016年6月に創立90周年を迎えました。今年はこれを記念し、日本の放送の父・後藤新平の生誕地である奥州市で、放送とそのルーツであるアマチュア無線の歴史と意義を学びつつ、最新のアマチュア無線事情に触れる場としたいと企画されました。
例年は秋に開催されておりましたが、今年は10月に岩手国体の開催もあることなどから、初めてこの時期の開催となりました。

奥州市胆沢区の会場には、県内外から約100人が参加。午前の支部大会では、放送史研究家の川崎隆章氏の講演「アマチュア無線から問いかける放送の理念」が披露され、次代の育成を急がなくてはならないという内容に会場からも熱心な意見が寄せられました。

午後のハムの集いでは、3つの技術講演が行われ、参加者の最大の関心事である「新スプリアス規格とその対応」について、東北総合通信局無線通信部陸上課の佐々木高氏とJARD日本アマチュア無線振興協会の伊藤純氏より、それぞれ現時点で最も詳しいご説明をお聞かせいただきました。

その後、JA7FKF佐藤國夫氏による「いまさら聞けない「正しいQSLカード」の書き方」、JH7WQX村山健氏による「デジタル通信とJT65について」も多くの関心を呼んでいました。また、一角ではJARL90周年記念局の運用コーナーやジャンク市、無線機メーカーによる最新機器展示などが行われ、参加者は無線三昧の1日を堪能した様子で帰途に就きました。来年は盛岡クラブがホストクラブとなる予定です。

また、この会をもって岩手県支部長が交代し、JE7RJZ野田尚紀氏が退任し、JA7XVZ西崎進氏が新支部長に就任します。

当日の模様

01_胆沢創造文化センター会場入口胆沢創造文化センター会場入口

02_JE7RJZ野田県支部長あいさつJE7RJZ野田県支部長あいさつ

03_記念講演をする川崎氏記念講演をする川崎氏

04_記念講演でのやりとり記念講演でのやりとり

05_講師への熱心な質問が相次ぐ・・・講師への熱心な質問が相次ぐ・・・

06_東北総合通信局陸上課佐々木様による講演東北総合通信局陸上課佐々木様による講演

07_新スプリアス規格についての詳細説明新スプリアス規格についての詳細説明

08_JARD伊藤氏による講演JARD伊藤氏による講演

09_JA7FKF佐藤氏による講演JA7FKF佐藤氏による講演

10_JH7WQX村山健氏による講演JH7WQX村山健氏による講演

11_時間の経過とともに徐々に会場の席が埋まっていく時間の経過とともに徐々に会場の席が埋まっていく

12_来賓講師右側ご来賓講師の方々

13_来賓講師左側ご来賓講師の方々

14_お揃いのジャンパーで参加する地域クラブの皆さんもお揃いのジャンパーで参加する地域クラブの皆さんも

15_JARL90周年記念局8J790Yを運用中JARL90周年記念局8J790Yを運用中

16_屋外ではジャンク市に人だかりが・・・屋外ではジャンク市に人だかりが・・・

17_アイコム&ヤエスにより最新無線機の展示アイコム&ヤエスにより最新無線機の展示

18_配布された昼食弁当配布された昼食弁当

19_集合写真集合写真

講演要録

記念講演「アマチュア無線から問いかける”放送の理念”」をお話してくださいました放送史研究家・ラジオディレクター・演芸プロデューサーの川崎隆章さん(JK1HCM)より講演要録を頂きました。当日の内容をもう一度確認したい方、またご参加できなかった方等、是非ご一読ください。

youroku_20160605講演要録(PDF形式全9ページ)
(クリックでPDFファイルを開きます)

講師の川崎さんの著書が近く刊行されます。
アマチュア的な探究心からプロの世界で実現した技術史満載です。
是非一冊お買い求めされてはいかがでしょうか?

OsakaTV
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新聞掲載

当日の模様は岩手日日新聞、胆江日日新聞の各紙に掲載して頂きました。ありがとうございました。

iwate-nichinichi岩手日日新聞による新聞掲載記事(2016年6月6日)
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tankou_20160608胆江日日新聞による新聞掲載記事(2016年6月8日)
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